発達障害の特性を活かすこと

先日、発達障害の特性についてと、特性を活かす強みについてという講座を受講しました。

私の発達障害との出会いは10年ほど前。当時働いていた会社にて、研修で発達障害(中程度以上の知的障がい者がメイン)が働いている場所に行ったことです。

そこでは、障害があってもある程度の収入を得られることができるようにサポートをしていました。

自閉症の方が私と比較して考えられないほどに正確に作業をしていることを筆頭に、それぞれが特性を活かした作業について集中して取り組んでいることに非常に感銘を受けたことを今でも覚えています。

今思うと、あのときが「誰にでも活かせる強みがある」と思った瞬間だなと感じます。

ちょうどその時期は1月。

働く皆さんの新年の抱負が掲示されていて、「毎日会社にくる」「仕事をがんばる」など書いてあるのを目にし、目頭が熱くなりました。

当時、わがままなクライアントに振り回されていたこともあり、上記のような純粋な抱負を目にして自分のあるべき姿を考えさせられたことも今でも鮮明に思い出します。

こういった経験から、私は「発達障害特性を活かす強み」を身をもって体験しました。

できないことに目を向けがちですが、できること・強みに着目して、お互いに協力し合っていける社会になると良いなと思います。

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